毎年時期になると、その年の田んぼ作業に向けて、動きが出てくる頃である。
うちの田んぼはというと、冬場に田んぼに水を溜めておく「冬期湛水」を試みたりしていたのだが、昨年(2020年)は畦からの水漏れ問題により冬期湛水を行うことができなかった。
今年も畦の修復に追われるのか・・・と思っていた矢先、田んぼ仲間が知り合いの農家さんに田んぼの畦塗り作業を依頼していただいた。
今までは、スコップなどを使って地道に畦の修復を行っていたが、今年は機会を使っての畦塗り。これは期待せずにいれらない。
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機械を使うとは具体的に言うと、トラクターに「畦塗り機」を装着しての畦塗り作業である。
回転した畦切り用の爪が土を細かく削り、大きなローターのようなもので土を押し付けて固める仕組みのようである。
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仕上がりは、とても素晴らしいものであった。
強い力で圧着されたため畦は固く、そして見た目が美しい。
今までは手作業で畦の修復を行っていたのに・・・やはり機械の力は偉大だ(笑)
 
これで水が溜まってくれれば、畦塗りは大成功である。今から冬期湛水というと時期的には遅いが、なるべくトロトロな状態には近づけたいので、田植えまでに少しでも田んぼに水を溜めた状態を維持しておきたいところである。