田んぼの様子。周りの木々がうっすらと色付き、秋を感じさせる。
オダもまだ建てたままだし、来年の田植えに向けて、田んぼの後片付けも始めないと。
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さて、この日は籾殻くん炭作り。
籾殻くん炭とは、籾殻を炭化させたもので、土壌改良資材として使用できる。
土に混ぜ込むことで土が柔らかくなったり、酸性雨で酸性化した土壌を中和するといった効果が期待出来る。
籾殻くん炭作りには、籾殻くん炭機を使用。
今回使用した籾殻くん炭機はお借りしたものだが、ホームセンターでも2000円程度で購入可能である。
今回実施した作り方の手順は以下の通り。
(くん炭は初めてなので、もっと効率の良い作り方はいくらでもあると思われます。)
1.くん炭機の中に藁を詰め込み、地面に置き、籾殻をかぶせる。
2.煙突部分の上から火種を投入。(マッチや、火を付けた新聞紙など)
3.くん炭機が徐々に熱くなり、煙突内側部分の籾殻が熱されて焦げて黒くなるので、随時、内側と外側の籾殻とスコップで混ぜ合わせる。
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火を付けると、煙突先端から煙がもくもくと出始めた。
ちなみに、かなりの煙が出るので、周りが民家だらけの場所では籾殻くん炭はしないほうが良いと思われる。
熱し始めてしばらくすると、内側部分の籾殻が焦げてきた。焦げてきたら、内側と外側の籾殻をスコップで混ぜ返すという作業を繰り返す。
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熱されてる籾殻の山の中に、アルミホイルで包んだサツマイモを突っ込んで、焼き芋作りも便乗。とろとっろの焼き芋の出来上がり♪
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さて、くん炭作りは・・・
籾殻の量は大したことないが、2時間経っても全体の半分以下も炭化していないように見受けられる。
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すっかり辺りが暗くなってしまった。半分は炭化したであろうか。
作業は昼過ぎから始めたのだが、天気が良ければ午前中から作業を始めた方が良いかもしれない。(季節的に暗くなるのが早いので・・)
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キリが良いところで、くん炭機の火種に水を掛け、作業終了。
一晩熱し続ければ、全て炭化されたであろうか。とりあえず出来上がったくん炭は、畑や田んぼに撒いて使用する予定。