畑で収穫したサツマイモが大量に残っている。
長持ちさせるように籾殻の中に保管はしているが、なるべく早く使わないとすぐに腐ってしまう。
焼き芋にしたり、ふかし芋にするにしても、数が多く料理で使い切るのも大変なので、そんなときは保存に効く干し芋にしてしまおう。
 
まずは蒸し板と水を敷いた鍋に、洗ったサツマイモを収まるだけ入れる。サイズが大きかったら、適当なサイズに切ってから入れること。
鍋を火にかけ、サツマイモが柔らかくなるまでじっくりと蒸す。蒸し具合は、竹串や爪楊枝などを刺して確認するとよい。
蒸しあがったら、熱々のうちに鍋からサツマイモを取り出し、皮を剥く。手で剥くには熱かったので、爪楊枝が思いの外に役立った。皮の口当たりが気にならなければ、皮付きのままでも良いと思われる。
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皮を剥いだら、包丁で適当なサイズに切る。厚すぎると干しあがるまで時間を要するが、それもお好みで。
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野菜干し用の籠に切ったサツマイモを並べて、天日干しにする。サツマイモの下にオーブンペーパーを敷くとイモがくっ付きにくくなるのでオススメ。(以前にキッチンペーパーを敷いたら、イモに紙がびっしり付いて、悲惨なことになった経験あり)
オーブンペーパーでも多少はくっ付くことがあるので、1日干したら、サツマイモは全てひっくり返すとよい。干し始めはイモに水分が含まれているため、最初にひっくり返すときは敷いたペーパーから少し剥がすような感じになる。
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干す日数であるが、程よい加減であれば3日くらい。それも好みではあるが。(あまり干しすぎるとスルメのようにカッチカチになるので注意)
干し芋は保存が効くので、ちょっと小腹が空いた時にも気軽に食べられるのが優れもの。